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【マーケティング】 3.2 標的市場の選定

3.2 標的市場の選定

ポイント
・標的市場の選定の判断要因の種類は
・それらの要因は市場選定にどう影響するか

市場選定のアプローチ

市場選定のアプローチは
大きく3つに分けられる

非差別的マーケティング

1つの製品と1つのマーケティング・ミックスを用い
市場全体、あるいは最大のセグメントをターゲットとする
マス・マーケティング

コストを抑えることができるが
最大セグメントの平均化された
ニーズしか満たせないため
市場機会を逃すこともある

差別化マーケティング

複数のセグメントに
それぞれ異なる製品、
マーケティング・ミックスを
用意する、いわゆる
フルライン戦略

細かなセグメントごとに
製品を提供することで
売上高が最大化できるが
コストは増大する

集中化マーケティング

あるセグメントに特化し
そこに全経営資源を集中して
独自の地位を気づく戦略

セグメント内で
独占的な地位を築く可能性もある
企業体力が小さく
下げつか戦略を取りにくい場合は
特に有効になる

標的市場選定の要因

魅力的な成長機会をもたらす
市場セグメントを選ぶためには
次の要因を総合的に
分析して判断する必要がある

市場規模

市場規模が大きいほうが良いが
始業規模が大きいということは
通常もっとも競争が激しいことを意味する
安易に参入すると
深刻な打撃を被ることもある

自社の強み

財務資源、技術力、顧客ベース、
生産能力、経営ノウハウ、販売組織、
流通システムなどの
観点から自社の強みを評価することが大事

製品ライフサイクルの段階

市場の導入期や成長期の初期には
売上や市場シェア獲得の
チャンスが大きい

一方で成長期の後期や
成熟期には業界構造が固まっているため
少数の起業が価格を操作し、
流通を支配し、技術上のリーダーシップを
維持するようになる
当然この時期に参入するのは得策ではない

参入障壁

どんなに自社が強みを持っていても
参入できなければ意味がない

必要な経営資源を確保、
または入手することのできない
企業は、大きな不利益を被ることになる

競合の戦略

競合がすでに大きな市場地位を築いている場合
市場の魅力は低減する
個々で重要なのは
競合がどのような要素に関して
競争優位を築いているかを把握することだ

その上で製品デザイン、技術サービス、
アフターサービス体制、流通チャネル、
ブランドイメージ等によって
競合との差別化を図り
顧客にとって意味のある製品を
提供できるであれば
市場において新たな地位を
確率できる可能性がある

環境要因

政府機関の規制や環境保護団体など
社会団体からの要請は重要な要因になる

ターゲットの変更

マーケティング戦略
ターゲット顧客中心に組み立てていくものだ
そのため、ターゲットとする
セグメントの選択は
その後の戦略プロセスの方向性を決定づけ
長期に渡って戦略に影響を及ぼすことになる

顧客の変化に対しては
通常ポジショニングや
マーケティング・ミックス戦略の
修正を行うことが多いが
状況によっては
ターゲット層の拡大・変更を
検討したほうがよい場合もある

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