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【マーケティング】 3.1 市場細分化

3.1 市場細分化

ポイント
・市場細分化をする際の要因の種類は?
・市場と市場セグメントの違いは?

市場と市場セグメント

市場とはニーズやウォンツを
持った人々の集合体のこと

市場セグメントとは
市場の中で共通のニーズをもち
製品の認識の仕方・価値づけ
使用方法、購買に至るプロセスなど
購買行動において
似通っている顧客層の集団のこと

市場セグメントを選択する

市場セグメントを選択することは
特定の顧客やその他の
ステークホルダー
あるいは技術分野に
積極的に関与することであり
同時に競合相手を
選択するということも意味している

市場セグメントの選択は
①市場細分化
②標的市場の選定
の手順で行う

選択する際は
自社の強みを踏まえた上で
慎重にも慎重を期して行う

市場細分化の意義

万人向きの製品は
製品のコンセプトが曖昧になったり
非現実的な価格になってしまったりします
さらに大きな問題として
経営資源(予算、人員など)の
制約があります

どんなに良い製品でも
市場全体を相手にしていては
経営資源はいずれ枯渇してしまう

よって不特定多数の顧客を
マーケテイング戦略上
同質として考えても
差し支えないと判断される小集団に
ブレークダウンし
経営資源を集中投下する

市場細分化の手法

この細分化の軸の発見こそが
最も困難で、重要だ

地理的変数

気候、都市化の進展度、
政府による規制、文化、
顧客の仕様形態など

市場のグローバル化
図る場合に大きな鍵となる

人口動態変数

年齢、性別、家族構成、
職業、所得レベル、
教育レベルなど

消費財マーケティングでは
この変数が重視される

心理変数

生活様式、所属集団に対する態度
階層、パーソナリティなど

行動変数

過去の購買状況、使用頻度、
求めるベネフィット、購買パターンなど

製品の使用パターン/アプリケーション/最終ユーザー

広義では行動変数に含まれるが
独立して考えるだけの
重要度がある

特に生産財では
顧客がその製品を使う用途は
消費財と比べるとかなり広範にわたり
競争の状況や製品に関して
必要とされる情報も
使用パターン別に
大きく異なっている

加工レベル

生産財独自のもので
原材料から最終製品に至るまで
どのレベルを選ぶかというもの