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仕事は楽しいかね? ⑧試した見た結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

第八章

きみたちの事業は試してみた結果失敗に終わったんじゃない

試すこと自体が欠落していたんだ

「失敗が10回中9回から8回に減る」
男はこの言葉に正直がっくりしていた
しかし老人は続ける
10回やって2回成功することは
そう悪くはないはずだよ
もし宝くじだったらすごいことだ

多くの人は一つの職業を選び
期待される仕事をして
その業界で成功する
人たちのようになろうとする

その結果だれもが
他のみんなと同じことを
することになる

斬新で素晴らしい
アイディアが出てくれば
みんながそれに飛びつく


みんな他人を凌駕する
人材になろうとしているけど
それを他人と同じような
人間になることで
達成しようとしているんだ

他人を凌ぎたいなら
まず最初に超えるべき
だけど一番難しいステップは
並の人をやめることだ

そのためのルールが2つある

1つは
適切な時とか
完璧な機会なんて
無いということ

もう1つは
パッと浮かぶ考えは
たいてい使い古されたもの出し
パッと思い浮かんだわけではない
考えの多くもやっぱり
使い古された
ものだということだ

老人曰く
男のやっていた
コピー事業は
革新ではなく模倣だった

その事業は
試してみた結果
失敗に終わったんじゃない
試すこと自体が欠落してたんだ


ある事柄が完璧と
決め込んでしまったら
その事柄はそれ以上
よくならず
ライバルに追い抜かれるのを
ただ待つだけだ

その結果言えるのは
完璧とは
ダメになる過程の
第一段階だということだ


何かをやってみて
それがろくでもない
アイディアだとわかった時
君は元の場所に戻ることはない
必ず何かを学ぶからだ

そういう意味で
試してみることに
失敗はないというのは
真実だと言える


人は、変化は嫌いだが
試してみることは
大好きなんだ


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