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仕事は楽しいかね? ⑦目標に関する君の問題は、世の中はきみの目標が達成されるまでまってくれないということ

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

第七章

目標に関する君の問題は(世の中は)

きみの目標が達成されるまで待っていたりしなこと

老人は数時間前に
男と一緒に作った
成功のための戦術の
シートの目を移した
その中の新しい自分を築く
という部分について
話そうと言った

生き方が変わるくらいに
なるほどと
思ったときの話をしよう
その時思ったのは
理にかなっていない
ということだ
そこに本当に
学ぶべきものがある

若い頃ジャーナリストの
仕事をしていて
意識調査についての
会議に出席していた

消費者は予め
決めたものを購入する
学者たちはそう
論理的に考える

基本的に消費者は
商品のことを知り
この商品の
コンセプトを気に入り
それをほしいと思う
最後に知識を
もってそれを買う
この一連のステップを踏む
実に論理的だ

だけど会議の前の日
たまたま食料雑貨店に行った
買おうと思っていた
石鹸のコーナーへ行った
いろんな石鹸が並ばれてある
ある一つの石鹸の
パッケージが気に入った
そしてそれを購入した

いろんな情報を得て
それから買ったわけじゃない
買おうと決めてから
色んな情報を得たんだ
あんまり整然としていない
論理的でもない
ぐちゃぐちゃだ
人生と同じように

もう一つ例をあげよう
車をどのように選ぶかな
石鹸よりは高価なものだ

きっといろんな知識を持って
似た商品とも比べて
慎重に買うだろう
でも今乗っている車も
同様に買ったはずだ

どうだろう
次買い換えるとしても
同じ車を買うかな?

統計的なデータはもっと
少なくていいと思う
事実というのは
弱いものにつけ込む
現実的な情報を
これでもかと出してくる

惚れ込むような
車がほしいなら
まずこの車と決めて
それから事実を
調べること
あなたが車を
選ぶんじゃない
車にあなたを
選んでもらうんだ

もしかしたら
この考えは論理的思考の
見落としているところ
かもしれない
そんな気がした

老人は言う
かつてわたしは
相手への質問として
「なにを考えている?」
と言っていたが
今ではこう質問する
「何を試してきたの?」

試すことの重要さを
話しだした

一連の姿勢が正しければ
望むものが手に入ると
思い込んでいるかもしれない
だがそうではない
望みうる最良のものは
手に入れたものを
好きになることだ

世界を変えた新商品
それを生み出した企業を
研究している人がいた

彼らが発見したのは会社を
どんなふうに
まとめ上げるかじゃない
画期的な成功とは
それに値する仕事がなされようと
なされまいと収めることができる

持つべき姿勢を
しっかり育てて
それから画期的な
成功を収めたんじゃない
柿的な成功を収めて
それから持つべき
姿勢について
もっともらしい
話をしただけだ

男はあまりピンと
きていないようだった
どうも実生活に
置き換えることができない

老人は男が以前に失敗した
コピー事業と結びつけて
話をしだした

男のコピー事業も
最初は順調だった
しかし、手法を真似されて
競合が増え、大手の参入もあり
結果破綻した

それに対して
老人はこう言った

目標に関する君の問題は
世の中は君の目標が
じーっと待っていたりは
しないということだよ

考えてみてほしい
もしビジネスに対する
君の唯一の目標が
わたしが言う

「日々違うものになる」

というものだったら
どうなっていただろう

他のサービスに手を
広げたかもしれない
新しい機材や
新しいマーケティング技術を
取り入れていたかもしれない

そうすれば
目標や夢がなくても
きもの姿勢は
ポジティブだし
会社も模範的な
成功を収めただろう

おそらく成功のための
戦略の条件に
出会っていただろうし
その基本方針に従えば
成功できただろう


別に珍しくない
多くの企業が
同じ失敗をする
他の人の成功を見て
自分もと思う

でも本当の起業家たちは
違う離れたところで
着実に成功を収めている
他人の成功を
真似する人たちは
一つのところに群がって
しかも小競り合いを
するのに忙しい
だから先導者に
一生追いつけないんだ

これは事業だけじゃない
個人としても当てはまる

誰もが模範的な人の
真似をしようとするけど
それはある一つの道を
たどって他のみんなと
似たり寄ったりの
考えに行きつこうと
しているにすぎない

仕事や事業は
成功するルールは
何百という本の中に
リストアップされている
でも成功を研究しても
成功は手に入らない

みんな成功者に
右に倣えしようとするけど
成功というのはね
右に倣えををしないってことなんだ

ピカソの絵の写真を
切り抜いて
コピーしても
ピカソにはなれない

模範のかわりに
革新を心がけ
機能と違う
自分になろうとする
日々努力する

そうすれば
もう10回中9回も
失敗することはない


おそらく
10回中8回に
減るだろう

(悪い顔してるw)


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