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仕事は楽しいかね? ⑥偶然は発明の父なんだ

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

第六章

必要は発明の母かもしれない。

だけど、偶然は発明の父なんだ。

男は老人の話から
一つでも学ぼうとしていた
立ち往生した空港で
今この状況を歓迎しているのは
この男だけだろう

老人は続ける
今度は革新の話を通じて
偶然について学んでもらうと思う


アトランタのある薬局の話
その薬局は何十種類もの
治療薬を考え出していた

ある日店主が奥にある部屋にいくと
従業員の二人が
新しく作ったシロップ状の
頭痛薬を水で割って飲んでいた
別に頭が痛かったわけでもないのに

興味わいた店主も
一口飲んで見る
悪くない
彼はこの飲み物に
ソーダ水を加えることで
コカ・コーラを生み出した


もう一つ話をしよう

ある若者がゴールドラッシュのとき
鉱夫に必需品を売って一儲けしようと
カリフォルニアに向かった
狙いは的中した
何もかも売り切れた
ただ一つ誰も欲しがらなかったのは
テント用の汚い帆布だった

彼は市場にズボンが
不足していること
採掘の仕事は丈夫なズボンが
欠かせないことに目をつけ
仕立て屋を雇って
帆布を使った
オーバーオールを作った
それがリーバイス


この二つの話から
なにを感じる?
老人は尋ねる

知ってほしかったのは
「思いつき」と
「偶然の出来事」は
異母兄弟だということ


事業も仕事も
酔うのかの他のすべての
ことと同じだ

つまり偶然の
連続と言っても
多くの人が
計画通りの結果に
なるものはない
というのはわかるのに
相変わらず大勢の人が
計画を立てることを
崇めている

計画の立案者は
もっと少なくて良くて
まぐれ当たり
専門家こそ
もっと必要だ

必要は発明の
母かもしれない

だけど

偶然は発明の
父なんだ


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