カーネギー 人を動かす ⑥名前を覚える
カーネギー 人を動かす
人に好かれる⑥原則
3，名前を覚える
人間は他人の名前など気にもとめないが
自分の名前となると大いに関心を持つ
自分の名前を思えていて
それを呼んでくれるということは
お世辞よりもよほど効果がある
逆に相手の名前を忘れたり
間違えたりするとやっかいなことになる
他書簡や博物館の豪華なコレクションには
自分の名前を世間から忘れられたくない
人たちによる寄贈が多い
協会には寄贈者の菜を入れたステンドグラスの
窓で飾られているものが多い
大学のキャンパスには個人の名を
つけた建物がよくある
大抵の人は他人の名前を
よく覚えないもの
忙しくて覚える暇がない
それが理由だ
人に好かれる一番簡単で
わかりきった
いちばん大切な方法が
相手の名前を覚えて
相手に重要間をもたせることである
それを知っている人間は
そう多くはない
名前を覚えることができないのであれば
もう一度聞く
覚えれそうもなければ
書き方も聞く
相手と話しているうちに
なんかいとなく相手の名を繰り返し
あいての顔や表情、姿などと一緒に頭に入れる
より重要な人物なら
さらにメモに相手の名を書き
それを見つめて精神を集中し
しっかり覚えてそのメモを
破り捨てる
これはなかなか時間がかかる
だたしかし
良い習慣は僅かな犠牲を
積み重ねることによって作られる
人に好かれる原則３
名前は当人にとって最も快い、
最も大切な響きを
持つことばでることを
忘れない
